あらすじ
丁寧な暮らしとは手間を惜しまずにより時間をかけて暮らしていくライフスタイルのことである。
樫の木のニンフ、ドリュアデスは人間の丁寧な暮らしに憧れてそれを実践しようと森で一人暮らしをしている。
ある日、森で彷徨っていた人間の青年テオに彼女は油と牛乳とハチミツをたっぷりと溶かし込んだカヌレを振る舞いもてなす。
どうして精霊がカヌレを焼いているのか、人間の暮らしに憧れているのか。
彼女と触れ合ううちにテオはだんだんと彼女の性質を理解していく。
やがて二人は関わっていくうちにだんだんと惹かれ合い、季節は初夏から秋へと移ろって冬を迎え、やがて春がやってくる。
四季を通してつづる異種族間のスローな恋愛ストーリー、丁寧な暮らしのなかに隠れた幸せを見つけてごらん。