あらすじ

夏休み、地元に帰省した大学生の志貴悠馬と幼馴染の3人は、実家の裏山に眠っていた“未盗掘の古墳”を興味本位で発掘する。 副葬品、石棺、そして、腐敗していない遺体。 見なかったことにして埋め戻した3人は、その直後から高熱に倒れ、7日後──奇妙な力に目覚めていた。 ・志貴悠馬:心の声が聞こえる ・橘アヤノ:人の“病”が色で視える ・戸塚晴人:筋肉の動きが色で見え、“一瞬先”が読める ・内海祐太:感情を“匂い”で感じ取る 最初は戸惑いながらも、彼らはこの力を“ちょっと便利な特技”として日常に活かし始める。 しかしその力が、信頼、友情、恋愛、そして人間関係そのものの形を歪めていくと気づくまで、そう長くはかからなかった── “これは本当に進化なのか? それとも、掘り起こしてはならない何かだったのか?” 日常のほんの綻びから始まった異能は、やがて彼らの心を削り取っていく。 静かに、確実に。

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カクヨム
カクヨム2025/08/01
  • 現在の作品聲のこだま──古墳を掘ったら、心が聴こえるようになった僕らの夏──