あらすじ
王都の外れで喫茶店を営むおっさん、レグルス・ルダリオ。
五年前まで王国騎士団で剣術講師をしていた彼は、『王国最強の男』と呼ばれるほどに規格外の力を持っていた。
ある日。
古くからの友人が、レグルスの元を訪ねてきた。
お前のかつての教え子――レフィスは今、人類征服を企む魔王軍に所属している。
知人の口から聞かされたのは、そんな内容だった。
しかしレグルスは、その言葉を信じられないでいた。
レフィスはとても素直で優しい子だった。
そんな子が魔王軍にいるなんてありえない。
絶対に裏があるはず。
だから、レフィスに会いに行くことを決める。
きちんと話をして、必ずここへ連れ戻すために――。