あらすじ
――これは、“現実”すら問い直す物語。
孤独を抱えながら日々を過ごしていた少女・雪代天音(ゆきしろあまね)は、最新型VRMMO《Etern:Re》のテストプレイヤーとして仮想世界へと足を踏み入れる。
だが、目覚めたその場所には「ログイン画面」も「ログアウトボタン」もなかった。
仲間との出会い、異常な現象の連続、不穏なNPCの言葉。
「これは、ただのゲームじゃない」――
やがて明かされる《Etern》の正体と、天音が“観測者”としてこの世界に“配置された存在”であった事実。
世界が崩壊を始める中で、彼女は問われる。
「再起動(Re)するか」「終わらせるか」
――それとも、“誰にも決めさせない”という選択を。
仮想と現実の境界が溶ける先で、天音が見出した“私としてここにいる”という真実とは。
これは、何度でもやり直される世界で、たった一度の“選択”を描く、幻想の物語。