あらすじ
約1000年間、卵から孵らなかった5つの卵がありました。その卵たちは自分達が求める育ての親を探して、ずっと孵らずに卵のままその人を待っていました。でも神様はこのことを知りません。
神様は「出ておいで、楽しいよ。」と言いますがなかなか卵から出て来ません。そこで神様はずっと部下にしたかったお爺さんが亡くなったことを耳にします。
「彼は生きとし生けるもの全てを愛せる人だから、卵がどうして孵らないのか原因がわかるかもしれない!!」
と思った神様は死神や彼が暮らす日本の神様に助けてもらいつつ、もう一度会って交渉することにしたのです。
でもこれが中々大変で、100歳のおじいちゃんは困り果て、どうしたもんかと悩みます。
ーーーーどうしてかって?
簡単です。神様は自分の中で説明した気になってしまい「神様に転生して仕事を手伝うだけ」としか100歳のおじいさんに説明していなかったのです。
だから、100歳のおじいさんは卵のことなんて少しも知りません。
でも彼はなんとなく、この卵たちを育てることにしました。
ーーーーーどうしてか?
彼は動植物、全てが大好きだったからです。この世界を卵のまま過ごすのは勿体無いから、その気持ちが100歳のおじいちゃんを動かしたのです。