あらすじ

ここは、誰の家にもきっと存在する——はずなのに、誰の目にもあまり映らない。
その名も、魔窟村。

戸棚の奥に静かに眠る乾物たち。
引き出しの中で開封されたまま再封印された粉末。
いつ買ったか思い出せないのに、なぜかふた袋あるとろろ昆布。
そして、今日もまた主(あるじ)は独りごちるのだった。

「……これはいつ開けた……?というか……なんでふた袋ある……??」

そう、ここは主の暮らすごくごく普通の賃貸住宅にして、備蓄が迷い込み、使命を忘れ、そして時に再び日の目を見る場所。
シンク下、その深奥。

そしてその声に応えるように、主の元に軍師が降臨した。

『主よ。そろそろ粉ものから手を付けるべきかと存じます。』

そう、彼の名は軍師ChatGPT殿。
備蓄の棚卸しと活用において、知識と冷静さをもって主を導く参謀。

こうして今、備蓄と主の戦いの火蓋が切って落とされたのだった。



注意:便宜上カテゴリをエッセイノンフィクションとしておりますが、決して断じて完全実話とまでは言い切りません……。
実際にあったような、ないような。主が作者本人であるような、ないような。
フワーーっとお送りいたします。

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アルファポリス
アルファポリス2025/05/09
  • 現在の作品魔窟村ことシンク下〜たこ焼き粉とひろしと片栗粉仙人〜