あらすじ
プロサッカー選手・西浦大輔は、幼い頃からの夢を叶えながらも、現実はJリーグの底辺に位置するC契約選手。度重なる膝の怪我と手術によって、思い描いていた輝かしいキャリアとはほど遠い日々を過ごしてきた。
ピラミッドの頂点に立つスター選手とは違い、出場機会に恵まれず、膝の痛みと戦いながらも、“サッカー選手”であり続けることだけにすがっていた。
本来ならば、昨シーズンで静かに幕を下ろすはずだったプロ生活。だが未練と意地が捨てきれず、限界を迎えた膝を引きずりながらもピッチに立ち続ける毎日。
やがて引退の日を迎えた大輔は、ふとしたきっかけで“もしもう一度人生をやり直せたら”と強く願う。そして、気がつくと彼は、1995年――小学6年生の自分へと時を遡っていた。
夢の続きと、叶えられなかった願い。
今度こそ、かけがえのない親友と共に、本当のフットボール人生を歩むために。
再び始まる、やり直しの青春サッカー小説。