あらすじ
乙女ゲームの準主人公・フレイヤは二度の子殺しをした。一度目は首を切り落とし、二度目は喉を刃物で突き刺した。
「だんまりを決め込むところまでフノスに似せなくていいのよ」
許せなかったのだ。魔法によって正体を隠し、娘として振る舞う「そっくりさん」たちのことが。
愛ゆえに子殺しをしたフレイヤは、行方不明になったフノスたちの手がかりを探そうとする。その矢先、フノスだけが、泣きはらした様子で帰ってきた。
■二部構成
第1部は異世界(乙女ゲームの世界)での物語を、第2部では主人公を変えて、現代人が異世界人(乙女ゲームのキャラクター)に憑依する物語を書きます。
フレイヤ編は第1部に相当します。上巻のみだと乙女ゲームらしさ(恋愛や選択肢など)がありません。メタ発言もしないため、ハイファンタジー×バトルとしてお楽しみいただけるかと思います。
■本作における異世界について
実在する乙女ゲーム『NORN9 ノルン+ノネット』から二点ほど影響を受けています。一点は北欧神話という要素。もう一点は、物語の構成です。
準主人公のフレイヤは、鈴原空汰というサブキャラクターの役回り(プロローグの主人公)を参考にしました。乙女ゲームにおける主人公と攻略対象は下巻で登場します(タイトル回収に向けて動き出すのも下巻から)。
■過激表現
戦闘による身体欠損、神話由来のグロテスクな描写を含むため、レーティングマーク設定をしています。性表現はございません。
■ページレイアウト
全106ページの作品で、1ページあたりの文字数は500文字程度(400〜550)です。
■タグ「主人公最強」「幼女主人公」「姉妹格差」
前者はフレイヤのことを指しています。
後者はフノスのことを指しています。フノスは前日譚の主人公です。姉妹格差が顕著になるのも前日譚からです。
■ノベルゲーム風との違いについて
表紙はパブリックドメインQ様より、タグ「若い女性」の素材をお借りし、加工して使用しました。本文の改稿につきましては、誤字脱字を含む言い回しほか、以下にまとめています。
話数:7から11に増加(1話の文字数を減らした為)
加筆エピソード:以下の3つ
偽姉妹を倒した後の子供部屋の惨状(p8、p9)
北欧神話に基づく城壁の話(p28、p29)
前日譚(p53〜)