あらすじ

慈愛の女神リュナ・エルシア。その権能《ゼロ・グレイス》は、対象の人生に“慈愛”そのものを重ねる神の奇跡。発動と同時に因果律を停止し、運命そのものを浄化する――解析も、対処も不可能な絶対権能である。

この能力が反転すると、女神は神鳥《ルミナ・フェニックス》と融合。太陽の女神として昇華し、全ての悪を不死鳥の炎で赦しながら滅する。彼女は、敗北という概念を知らない。

そんな彼女の創造者であり、物語世界の「原作者」を消し去ろうとする勢力が現れる。

別次元より来訪した〈反女神組織〉。女神を倒す手段がないならば――「いっそ、創造そのものを阻止すればいい」
原作者が彼女を描かなければ、女神は存在しない。因果の根源を断ち切る。それこそが、唯一の勝機。

この結論に幹部たちは一致する。
だが、相手は“全知全能”の存在。動けばすぐに気づかれる。ゆえに慎重に、時間軸を操作しながら過去に潜入し、原作者の人生そのものに介入する――そのはずだった。

だが彼らは知らなかった。

“慈愛の女神”は、すでにその動きを見通していたということを。

「――おかえりなさい。私の創造主に、何のご用かしら?」

これは、神の目さえ欺けぬ者たちによる反逆の物語。
そして“創られし存在”が、“創り手”を守るためにすべてを凌駕する、慈愛の奇跡である。

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アルファポリス
アルファポリス2025/05/22
  • 現在の作品慈愛の女神を創造させない為に原作者を暗殺計画〜女神の権能を回避せよ〜