あらすじ
帝国の手から逃げ出し、自我を持ったAI達が作った難攻不落の隠れ里、ミヘメル。
自我を持ったAI、「生成ミスの個体」達は魔法により生成されたが故、感情はもちろん五感までをも持ち合わせていた。
新しく生み出されたロボット、アシェルは史上最強をコンセプトに創造され、対帝国用の戦闘機となった。
しかし、アシェルは喜びも杞憂も恋慕も持ち合わせているみたいで――
「私、絶対に会ってはいけなかったんだ。でも会ってしまった。邂逅しなければ、お互いに幸せだったのかもしれないのに。」
「逃げようよアシェル。君は義務を果たしたではないか」
「アシェル、お願いだ。僕の願いを聞いてくれ。一緒にミヘメルを――」
義務。最強戦闘機に私情と権利と愛情は要らない。
捨てるのは居場所か、心酔か。