あらすじ
3歳年上の兄はおれにとって、まるで台風のようだった。
舞台は貴族の街、ルピシエ市。
この街の一警官ギルバートはある秘密を抱えていた。 それは、『魔薬』によって人ならざる者と化した兄を魔薬取締班から匿っているといること。
魔薬とは、このルピシエ市に突如として蔓延した、摩訶不思議な力をさずける魔法のような薬である。そしてそれは簡単に人を人間の域から超えさせてしまう悪魔の薬でもあった。
警察は秩序を守るべく、その悪魔達を『魔薬を使用した』ただ一つの罪を理由に、魔薬の服用者達を次々に処刑していく。
ギルバートの兄にも、その足音は近づいている…