あらすじ
地上で死を迎えた魂は等しく海を越え、海の主の住む生と死の狭間にやってくる。
そこにある星海への扉をくぐると、星海にたどり着く。
魂は星海で星海の主により浄化され、星となって輪廻していくのだ。
海玉と呼ばれる星海への扉を開く鍵が何者かに奪われた。それにより海は氷結し、魂は海に還ることができなくなった。
ゼノとオリビアの息子・エリオットが失踪してから数年が経過した。
海が凍りついた日に海岸に倒れていた少女リスカは、ゼノとオリビアに拾われ、実の子供のように大切に育てられていた。
しかしその日々は突然変わる。
ある月食の日、潮の香りを感じたリスカは家を飛び出し、凍りついた海で水晶玉を持った青年と出会う。
そして彼と関わり、彼女は忘れていた大切な記憶を思い出した。
どこか不思議で、とても優しい物語。