あらすじ
異能力と呼ばれる力が一般となり、異能力がすべてを決める社会。
力を持つ者が頂点に立ち、持たざる者は底辺へと追いやられる。
天峰レイは、この社会を統べる十大権家『天峰』家に生まれたが、異能力を持たない「無能者」として捨てられ、スラム街へと辿り着く。
犯罪と混沌に包まれた掃き溜めの場所。
レイは、そこで初めて「家族」と呼べる仲間たちと出会う。
そして彼は『他者の能力を一時的に転写する』異能に目覚めるが、その力を見込まれ、望まずして闇組織の一員となってしまった。
――本当は、あの子たちのために、いい世界を作りたかった。
ある時、死んだはずのレイは過去に戻った。
何度倒れても、何度失敗しても、過去をやり直す力を得たレイは再び立ち上がる。
後悔も絶望も、すべてを糧にして。
死は終わりではなく、新たな始まりとなった。