あらすじ
第34回ファンタジア大賞《橘公司特別賞》受賞作
『青のアウトライン 天才の描く世界を凡人が塗りかえる方法』の続編です。
(あらすじ)
高校三年生に進級した宗佑たちに、進路を確定させる時期が迫ってきた。
美大への進学を目指して描き続ける宗佑の心配もどこ吹く風で、侑里は毎日ふらふらと過ごしている。
夏、宗佑と侑里はとある目的のため東京を訪れる。
懐かしい再会と新たな出会いが、ふたりに与えたものは――。
彼らの進路はどうなったのか。幼い頃の約束は果たされたのか。
それぞれが辿り着いた結末を、見届けていただけますと幸いです。
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(公式ホームページより)
『見惚れる』『圧倒される』『中毒性がある』『心奪われる』
彼女の描いた絵を見た誰もが抱く感想の数々は、画家を志す高校生の俺にとって、喉から手が出るほど欲しいものだった。
何を描かせても“天才”と称される、芸術少女・柏崎侑里。
「ただ顔を見に来ただけ。絵は、描きたいときにしか描かない」
一番近くて一番遠い場所にいる、俺の幼馴染だ。
ある日から絵を描かなくなった彼女の影を追い、俺は絵筆を振るい続ける。
「何度だって描いてやる。才能を言い訳に、諦めたりはしない」
侑里に再び絵を描かせ、俺の絵で彼女を見返す、その日まで。
これは、青春を絵筆に捧げた凡人が“天才”に挑む物語だ。
https://fantasiabunko.jp/special/202201blueoutline/