あらすじ
「最近、夜中に喘ぎ声が聞こえるんだってさ。開かずの201号室から──」
大学の飲み会の最中、気まぐれに交わされたその噂話が、僕たちを一つの“肝試し”へと駆り立てた。場所は、使われなくなったサークル棟の一室。鍵もない、管理団体ですら詳細を知らない、不気味な部屋。
ーー本当に軽いノリだったんだ。
裏門フェンスの破れ目をくぐり、夜の校舎へ。冷たい風とカビ臭さの中、じゃんけんの負けで僕ひとりがその部屋に取り残された。
眠りに落ちた夜更け、カン、カン、カン……階段を登る音。部屋に現れたのは、サークル自治会の先輩・ヨシダと、僕が密かに想いを寄せていた女の子・サキだった。
ロッカーの中から、僕は見てしまった。
静まり返る夜の部屋で繰り広げられる、ふたりの濃密な営み。誰も知らない、サキの乱れた姿。吐息、舌の音、秘部の潤い、肉と肉が打ち合う音。それらすべてが、僕の理性と何かを壊していった。
そして、行為が終わり、先輩が立ち去ったあと──
サキと“目が合った”。
「……見てたよね?」
震える彼女。言い訳すらままならない僕。そして……静かに歩み寄るサキの瞳が、妖しく光る。
「ねえ、興奮した? 私の、見て」
羞恥、背徳、そして狂おしいほどの欲望。
サキは僕の下半身の反応に気づくと、笑った。
「少し乱暴に扱っても、いい?」
憧れのあの子が、欲情に染まっていく。
いつの間にか立場は逆転し、僕は、彼女の掌の中にいた。
――これは、ただの肝試しだったはずの夜。
なのに、あの部屋で、僕の人生は確実に狂い始めた。
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背徳と欲望の境界線。
「見てはいけないもの」を見たその先に、待っていたものとは──
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※本作は成人向けコンテンツです。
※性的描写、羞恥、快楽に支配される倒錯的な心理描写を含みます。苦手な方はご注意ください。