あらすじ
幼い頃に叙事詩で知った魔法師に憧れたザカリは、自分も魔法を使ってみたいといつしか夢見るようになる。やがて成長したザカリは、貯めたお金を持って、一人王都へ向かうのだったが……。
現代は魔道具が隆盛を極める時代。それに取って代わられてしまった魔法はとうの昔に廃れており、魔法師もまたしかりだった。
この事態に困り果てたザカリは、たまたま出会った人物に、とあるエルフの噂を聞く。そのエルフは、どうやら魔法師かもしれない。
そしてエルフを見つけたザカリは、何が何でもの勢いで弟子入りを志願するのであったが、才能がないとバッサリ言われてしまう。
しかしそれでも食い下がり、根負けしたエルフは旅の同道を許すことに。
これは、クントラというエルフの魔法師との旅路を描く物語であり、魔法を知る修行の過程であり、旅先で出会う人々との触れ合いの忘備録である。
果たしてザカリは、魔法を使えるようになるのかーー?