あらすじ
東北の貧しい農村で起こる、タヌキと優しいお婆さんのお話しです。
村には、小さな里山があり、昔から「変化タヌキ」が出ると言う言い伝えがありました。
その年は、どう言う訳か里山の食べ物が人間によって採りつくされ、タヌキの「穂吉」は、人間に対して大いに不満を抱えていたのでした。
彼は、自分たちの食べ物を奪っていった人間に悪戯をしようと里へ下りたのですが、偶然入った民家には人が居らず、ただ一枚の写真が飾られていました。
人間の事情を知らない野生のタヌキと、タヌキの事情を知らないお婆さんとの短い物語です。