あらすじ
※ 本作品の前に、『外伝4 交わらない恋の行方』をお読みいただくと、本編をより一層お楽しみいただけます。
(第四部 あらすじ)
ティーシャが王宮に戻り、マヒワが護衛役となって日々が過ぎていた。
ティーシャの居室用に後ノ宮を改築していると、壁に埋め込まれた死体が発見される。それと同時に、「湖中廟、現る!」の知らせが届く。
湖中廟の出現で、人々は宗廟事変の真実を知ることになる。
そして、ついにマヒワはイカルとの再会を果たす。
ティーシャが王位に付き、マヒワも正式な王位継承者となる。
マヒワは、スイリンを伴って再び廻国修行に出発する。
その手には『破幻の剣』が握られていた。
同行するスイリンは、これまでの出来事から、コエンが烏衣衆でないかという疑いを強める。
湾岸都市ウマイツに着いたマヒワは、海洋国家マリンガ国の女王が海賊に囚われそうになっていることを知り、救出に向かう。
ウマイツに戻ったマヒワに、陸と海との両面から白沙通商連合の軍勢が攻め寄ているとの報が届く。
ヒガラの大乱の後、羅秦国には白沙通商連合軍を迎え撃つ体力がない。
国家の重鎮たちの衆議は、騎馬民族の帝国へ援軍を求めることで一致し、その使者には王位継承権を持つマヒワが適任であると一致した。
使命への重圧と烏衣衆の周到な襲撃が、マヒワを死の淵に追い込んでいく。
そして、ついに……人々の命運は、時代のうねりに飲み込まれ、大きく狂いだす。