あらすじ
アステルの爆発は日常のASMR。ロアの怒声は日常のBGM。
星見の塔は今日も騒がしい。腕が吹っ飛ぼうと死にかけようと、研究大好き・社会不適合・天才錬金術師アステルは止まらない。
ひょんなことから塔を訪ねる羽目になった傭兵ロアは、今日も今日とて爆発したアステルにポーションを飲ませ、飯を後回しにするアステルにスープを作り、清潔を捨てたアステルを風呂にぶち込んでいる。
「……俺の仕事、なんだっけ」
鍵のかかっていない塔の玄関扉に背を向けて、ロアは今日も今日とてアステルにブチ切れている。それでも出ていかない理由は――自分でもよく分かっていなかったりする。
そんなどうしようもない二人の、どうしようもない日常のお話。