あらすじ
武士道は、異世界で通用するのか――?
現代で居合道を極めた青年・斎藤悠真は、道場で稽古中に突如として異世界へ召喚される。
そこは、剣と魔法が当たり前の戦乱の世界。
彼が携えるのは、一本の木刀。刃すらないそれで、どうやって生き延びるのか?
だが、悠真の技は異世界の常識を凌駕していた。
「剣は、抜く前に勝負が決まる」――師から受け継いだ教えを胸に、
彼は刃を振るわぬ剣で、魔獣をも戦士をも一閃で沈める。
だが、世界はそれを畏れ、そして利用しようとする。
騎士道と武士道の価値観の衝突、国を揺るがす陰謀、戦争の渦。
悠真は問う――「斬らずに守る道はあるのか」。
武士の心と技が異世界を変える、哲学と剣戟の異世界武士道譚、開幕!