あらすじ
神に与えられし〈魅了〉の力を持つ侯爵令嬢、オーレスカ。
彼女の美貌と血を持ってすれば、誰でも魅了出来る。
そんな彼女が1番欲しているのは、顔でも能力でも家柄でもない、ただ「自分という人間を愛してくれる人」。
婚約者のアンドレイがまさしくそうだとオーレスカ信じていた。だがある日、アンドレイが別の女性に「本当は君と一緒になりたかった」と話す場面を目撃してしまう。彼はオーレスカを裏切っただけでなく、彼女の血までを利用しようとしていた。その夜、オーレスカを救ったのは能力者を守護する"番犬"と言われる剛柔な騎士、エミールだった。
誰もがオーレスカを「君を自分の物にしたい」と訴える中、
エミールは、「君は俺の事をどう思っている?」と問いかける。
彼の問いがオーレスカを困らせ、ひねくれた令嬢に恋を芽生えさせていく。