あらすじ

こんとおそらのものがたり

こんは、みどりののはらに寝転び、
今日も大好きなおそらに問いかけます。

「おそらさん、どこまでつづいているの?」

その声にこたえて、
ちょっとぬけている、でもとてもやさしいかみさまが、
こんのために、そらからすてきなおともだちを呼んでくれました。

星を見つめたガリレオ、
風の音に耳をすましたベートーヴェン、
花のささやきを聞いたラマルク、
そして、世界にやさしさを届けたマザー・テレサたち──

彼らが、こんの素直な「なぜ?」に、
やさしいことばでこたえてくれます。

こんは、かぜを感じ、はなのにおいを知り、
いちごのあまさにしあわせを見つけ、
世界がひろく、ふしぎで、あたたかいことを、
ひとつずつこころにたくわえていきます。

けれど──
こんは、空を見上げながら、
おそらからふってくるばくだんやミサイルのことも、問いかけます。

こたえのない空。
それでもこんは、言います。

「ぼくは、おともだちのままでいたい。」

まだ知らないことばかりの世界で、
それでも“しりたい”と手を伸ばす。
これが、
こんの、ほんとうのゆめのはじまりでした。

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アルファポリス
アルファポリス2025/07/10
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