あらすじ
青春BL×野球×幼なじみバッテリー
ずっと一緒だと思ってたのに――
幼なじみの廉と郁哉は、生まれた時からずっと一緒に育ってきた。
小さな田舎で育ったふたりにとって、互いは「世界のすべて」だった。
一緒に野球をはじめ、バッテリーを組んできたふたりは甲子園を夢見て強豪校へ進学する。
しかし二年の秋、新チームでエースナンバーを与えられたのは郁哉ではなく、後輩の天才ピッチャーだった。
「お前、悔しくないんか」
後輩にエースを奪われても穏やかな郁哉の態度に、廉の胸はざわつく。
自分の野球は、郁哉と一緒じゃなければ意味がないのに。
当たり前に続くと思っていたふたりの関係が少しずつ揺らぎ始める。
すれ違い、衝突、孤独、葛藤、曖昧な境界線、ふたりにとっての野球の意味――
それらを乗り越え、互いを失う怖さや寂しさ、そして本当の気持ちに向き合って、ふたりは「最高のバッテリー」を目指す決意をする。