あらすじ

灰が降る朝、名も持たぬ少女は村の焼け跡でひとり膝を抱えていた。 祈りは果たされず、救いの鐘は鳴らなかった。 そのとき現れたのは、鼻歌を口ずさむ銀灰の男――シルヴァ。 「助けてない。ただ、君がそこにいたから連れていくだけ」 名を与えられた少女――セラと、祈りを捨てた男の旅が始まる。 英雄譚の裏に隠された供物の真実。 祈りに選ばれなかった者たちの墓標を求め、灰の道を進む二人の影。 これは、祈りにも語りにも残らなかった者たちの物語。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2025/08/02
  • 現在の作品語られなかった物語