あらすじ
都立町田第一高校、二年C組、天ヶ瀬蓮司。
僕の特技は、他人の「好き」を一切理解できないこと。
僕の趣味は、他人の「恋文」を収集すること。
そんな僕の机に、ある日、一通の謎めいたラブレターが届く。
宛名も差出人もない、ただ一文だけの手紙。
「あなたは、誰かの恋を殺しました。」
それは、僕への告白だった。
……そして、その日を境に始まる"ラブレター騒動"。
次々と届く、送り主も文体も異なる恋文。しかし、なぜかその全てが同じペンで書かれていた。
これは、誰かの恋を殺した犯人を巡るミステリーなのか。
それとも、僕への恋を隠すための、多重人格じみた嘘の告白なのか。
恋と嘘と、ほんとうの「好き」を問う、書簡体青春ミステリー。
“錯綜する愛の記録(ラブレター・カオスログ)”が今、始まる。