あらすじ
放課後の教室、机の上の林檎の赤をめぐって二人の高校生が議論を始める。
「人によって赤の感じ方が違うのはなぜか?」──その問いはやがて「人は記憶のフィルターを通して世界を見ているのではないか」という仮説へとつながる。
そこに心理学教師が加わり、脳科学の視点から「年を取ると頑固になる理由」「意識の正体に迫る理論(IITやグローバルワークスペース理論)」などを次々に提示していく。
林檎の赤から始まった小さな対話は、やがて「世界とは何か」「記憶と意識の関係」「クオリアの本質」という壮大な議論へと広がっていく──。