あらすじ
わたし、白夜うたは死んだ。
ある日、遺体として発見されたわたしは、幽霊となって三日間を過ごしていた。
そして現れたのは、自称“感情解剖士”の青年。彼は告げる。
「あなたは殺されました。犯人を見つけない限り、貴女は“本当に”死ぬことはできません」
死してなお、彷徨うことになったわたしは、生前“透明”だった自分を殺した犯人を探すことを決意する。
ただし、わたしに与えられた能力は、「生前、わたしに強い感情を抱いていた人間にのみ干渉できる」という、限定的なもの。
果たして、わたしを殺したのは誰なのか?
優しかったクラスメイトか、いつも微笑んでいた先生か、それとも――。
死者の視点で世界を観察するうちに、わたしは、みんなが隠してきた醜い感情、そして、わたし自身の知られざる真実に気づいていく。
この物語は、幽霊となった少女が「自分を殺した犯人」を探す、青春リベンジミステリーだ。