あらすじ

天界と魔界、それぞれの“代表者”である神と悪魔。 ――だが、近年その姿は変わりつつあった。 神はSNSで「いいね」を拾い、願いの翻訳に追われ、 天使たちのシフト管理に頭を抱える日々。 悪魔は堕落対象の個性化と多様化に対応できず、 副業やサイドビジネス、キャバクラ通いで心をすり減らしていた。 もはや、彼らは「神聖なる存在」ではなかった。 ――彼らは、“ただの多忙な上司”である。 地上に降りた神は、ウイルスにかかり高熱で寝込み、 悪魔はパチンコで散財し、借金にまみれる。 キャバ嬢リサに翻弄され、夢彼氏に嫉妬し、 副業でホストに転職しても一向に貯金は増えない。 そんな中、神と悪魔の間で交わされた一言。 「……そろそろ休ませてくれないか」 神と悪魔の“実態”を覗いたとき、 人は初めて知る――彼らもまた、迷い、傷つき、 ときに間違える存在であることを。 それでも人間は、今日も願う。 誰かに見ていてほしい、導いてほしいと。 これは、神と悪魔の“多忙な日常”と、 そこに翻弄される地上の人々の、可笑しくも切ない群像劇。

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小説を読もう2025/08/03
  • 現在の作品神様の実態✖︎悪魔の実態 ―多忙につき―