あらすじ
タクシードライバー──田宮浩介。
一見ただの運転手、しかしそのハンドルさばきはプロ中のプロ。
母に無理やり婚活パーティーへ行かされ、しぶしぶデート帰りの高速道路。
そこで見かけたのは、煽り運転に怯える軽自動車の女性だった。
浩介は車線を変え、煽り屋の前に立ちふさがる。
そして、静かにハンドルを切る──。
「……40点。間合いが甘いな」
職業ドライバーとして積み重ねた数十万キロの経験は、ただの交通トラブルさえも“採点対象”に変える。
そしてその冷徹な目と技術は、やがて警察すら頼らざるを得ない存在へと……。
走りは映画のようにスリリング。
人との距離感は、なぜか間合いが良すぎて進展しない。
これは──間合いを制す男の物語。