あらすじ
異世界に召喚された24人の高校生たち。
その中でただ一人、「スキル無し」と判定された少年――黒崎レイ。
神の祝福を受けられず、「無能」「役立たず」と蔑まれ、友と女神に見捨てられた彼は、死地である魔境へと追放される。
だが、それは全ての始まりだった。
彼のスキル――《虚無(きょむ)》は、あらゆるスキルを喰らい、模倣し、進化させる“存在の否定”そのもの。
この世界の理さえ覆すバグ的能力は、女神すら検知できぬ“最強”だった。
仲間? 友情? そんなものは幻想だ。
信じるものは己と――「力」だけ。
これは、世界を救う物語ではない。
これは、世界を呪い、力を貪り尽くし、
すべてを空白に染め上げる――虚無の覇者の物語。