あらすじ

――この世界では、紙に神(かみ)を宿し、物や命を折り出す紙師(しし)と呼ばれる異能者たちが存在する。 折り紙、切り絵、紙紐、和紙──紙のすべてが力の源となる、紙による異能バトルの世界。 主人公・神代 蓮(かみしろ れん)は、紙師の名門『折神流(せっしんりゅう)』の当主にして、18歳の天才紙師。 幼くして両親を闇の紙師『黒折流(こくせつりゅう)』に殺されて以来、復讐を誓い、表の世界に身を潜めながらも、影で闘いを続けていた。 ある日、蓮は街で紙師犯罪に巻き込まれた少女・美郷(みさと)と出会う。 彼女の中に眠る紙師殺しの力──神紙にすら干渉できる未知の力が覚醒し、二人の運命は大きく動き出す。 蓮を支えるのは、クールな幼なじみ・東雲 彩(しののめ あや)、ムードメーカーの相棒・柴坂 陽斗(しばさか はると)。 さらに、復讐を誓い海を越えてきたアメリカ紙師トップの姉弟・サラ&ライアン・ウィルソンが加わり、折神流のチームは固く結束していく。 しかし立ちはだかるは、紙師至上主義を掲げる闇の流派・黒折流。 冷酷非情な当主・黒折 隼人(くろおり はやと)と、その息子・黒折 樹(くろおり いつき)。 そして、悪夢のような力を誇る四天王たち。 仲間を守るため、家族の仇を討つため、そして自分の信じる紙の在り方を貫くため―― 神代蓮は、紙に宿る神性とともに、血と誓いの戦いに挑む。 最後に刻まれるのは、絶望か、希望か。 すべての運命が交錯する刻(とき)が、今始まる。

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小説を読もう2025/08/04
  • 現在の作品神紙の刻(しんしのとき)