あらすじ
異世界に召喚されたのは俺だった──と思ったら、本命は親父の眼鏡でした。
召喚陣の光に包まれて目を開けた先で、
「おい光太!俺だ!親父だ!」と叫んできたのは、テーブルの上に置かれた黒縁眼鏡。
どうやらこの世界では“魂を宿した道具”が真の神器扱いらしく、
中身が親父のこの眼鏡こそが、勇者認定された存在だったらしい。
装備すれば超有能。
分析・支援・説教・恋バナジャマー付きの万能アイテム──
ただし、父親の人格そのまま。
そして今日、その眼鏡(=親父)を他人に貸すことになった。
ちょっと迷惑で、でも少しあったかい、そんな異世界の一日です。