あらすじ
死んだら終わり?――いや、むしろそこからが本番だった。
あの世では「徳」を積んだ分だけ、通貨“レイレイ”がもらえる。
早死にしても損じゃない。早くからレイレイを稼げるからだ。
でも、どんなに善行を積んでも、最後に悪事を働けば全部パー。
人生は、死ぬ瞬間までが査定対象なのだ。
舌にチップを埋め込まれ、あの世と通信できる“ゼロジー通信者”たち。
彼らは閻魔堂にアクセスし、リモートでエンマ様(またはスタッフ)とやりとりする。
地獄は経営不振、天国もトラブル続き。
兄妹であるエンマ様とお釈迦様は、役割交代を検討中!?
人間関係が希薄になった現代。
悪事も減り、地獄はヒマになってしまった。
それでも、死後の世界では“徳”と“レイレイ”がすべて。
これは、死んだあとも続く人生の物語。
舌先から始まる、ちょっと笑えて、ちょっと怖い、あの世の経済ファンタジー。
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