あらすじ
勇者ギルド星のメンバー、『虹色の風』リリィ達一行が、地球の東京に慰安旅行の目的でやってきました。
(リーダーのリリィと フリーターのマモルとの出会いのシーンから抜粋)
その時、突然目の前の空間がゆがみ、大きなドアほどの円形の魔法陣が現れた。次の瞬間、プロレスラーのような大男と、可愛らしい猫耳の少女が出現した。
「リーダー、美味しいもの食べるなら呼んでくださいニャ〜」
猫耳の少女が頬を膨らませて言った。
「さすがリーダー。もう現地の協力者と食事ですか。手際がいいですね」
大男は腕を組みながら感心したように言う。
マモルは茫然としながら、彼女の言葉がすべて真実なのかもしれないと直感していた。彼女たちは異世界の冒険者なのか。
そして、自分はその“異世界人”たちに巻き込まれてしまった“現地の協力者”なのかもしれない。
猫耳のマーガレットが、リリィの腕を取り、こっそりと囁く。
「リーダー、未来の私が、この人間は仲間だって言ってます」
リリィはまっすぐマモルを見つめ、やさしく微笑んだ。