あらすじ
学園に通う貴族子息3名が変死を遂げた。
不幸な事故と思われていたが、自首してきた者がいた。
男爵令嬢マルディレラ。彼女は全ての事件を自分が仕組んだと言って、証拠まで提出してきた。
その上、取り調べにはノルマルト王子が立ち会うことを要求してきた。
通常ならそんな要求が通るはずもなかったが、ノルマルト王子は無視できなかった。
彼女は男爵令嬢ごときが知るはずのない王家の秘密について示唆してきたのだ。
取り調べを始める王子に対し、マルディレラはおかしなことを言い始めた。
「実はわたしは別の世界から来た転生者なのです。ここは乙女ゲーム『コーティアナ王国の聖女恋愛奇譚』の世界なのです。その知識を利用して殺害を成功させたのです」
「なにをわけのわからんことを言っているのだ!? ここは取調室で、君は自首してきた罪人なのだぞ! ふざけているのか!?」
マルディレラの妄言を受け、ノルマルト王子は怒りをあらわにした。
しかし彼女の語る犯行内容は、未来に何が起きるか知っていなければ実現できないものだった。
貴族子息3名はどうやって死に追いやられたのか?
男爵令嬢マルディレラの目的とは?