あらすじ
【あらすじ】
なぜか分からない。
私は昔から、魂にぽっかりと穴が空いたような喪失感を抱えて生きてきた。
そして、夜ごと見る悪夢。
燃え盛る神殿。裏切られる私。呪いながら泣いている、知らない自分。
その夢がすべての始まりだった。
ある日、若き実業家・神凪 蓮と出会った瞬間、魂が震えた。
初対面なのに、懐かしくて、怖くて、どうしようもなく惹かれてしまう。
それは、私たちが「何万年も前に出会い、そして裏切り、別れた魂」だったから。
夢は、過去の記憶を少しずつ思い出させてくれた。
私たちは同じ夢を見て、過去を思い出し、そして、引き寄せられるように再会した。
魂は知っていた。あなたが、あのとき私を裏切ったことも。
私が悔しさのまま死んだことも。
そして今世、再び出会ったことの意味も――。
私たちは、この永い因縁を清算できるのだろうか。
赦し、愛し直すことができるのだろうか。