あらすじ
「君は知らないだろう。君は、俺の世界を満たす唯一の存在なのだと──」
下級武士の青年・芦雪(ろせつ)は、長年憧れている絵師・ゆかりに弟子入りすることを夢見ている。
とある事情からゆかりに会おうと京から江戸へとやってきた芦雪だったが、肝心のゆかりの行方をなかなか掴めない。
そのため、町絵師の青年・藤仁(ふじひと)のお目付け役として絵屋に奉公しながら、ゆかりを探す日々を過ごしていた。
無愛想で寡黙な藤仁との生活は退屈なように思えたが、芦雪にとって存外悪くなく、徐々に大切な時間へと変化していく。
それは藤仁にも波及し、やがて二人の仲は友情のような、情愛のような色を深めていくのだった。
そんなある日、一人の武士との出会いによって、芦雪はゆかりの手がかりを掴むことになるが、その日から藤仁の様子がおかしくなり……?
一人の絵師の行方を巡って、二人の運命の歯車はやがて狂い始めることとなる──。
天涯比隣、巡逢雨花(てんがいひりん、じゅんあいうか)。
それは親しい者と別れるための、優しい約束。
寡黙な年下攻め×天真爛漫な年上受けによる和風BLファンタジー。
※加筆修正版は個人サイトにて掲載中。
https://ajisa16yrshr.lsv.jp/kaiga-eshi/tengai/novel.html
※性的なシーンが含まれる話には、タイトルに(*)が付いております。
※BLよりもファンタジー要素強めです。
※小説中に歴史上の人物や用語が出てきますが、あくまでもフィクションおよび創作の人物であり、史実とは全く関係ありません。
※基本は1ヶ月に1回の更新になります。