あらすじ
タイトルの意味は、
感染してからある一定の期間は原因がわからない空白期間のことを「ウインドウ・ピリオド」と言います。
高二の冬、射邊真里也(いべ まりや)は大好きだった祖父を亡くし、残してくれた大切な家を奪われそうになる。そのことがきっかけで、いつも側にいてくれた幼馴染の玉垣羽琉(たまがき はる)は、責任を感じて真里也の前から消えてしまった。
小学校へ上がる前、両親が離婚し、真里也は父と共に祖父の家で暮らしていた。
祖父の家の近所に住んでいたのが羽琉だった。
同い年だった二人はすぐに仲良くなったが二人が小三の時、真里也は誘拐されてしまう。犯人は実の母だった。
半年ほど軟禁状態にされ、父がようやく取り戻してくれたけれど、誘拐が原因で真里也は、ちょっとした対人恐怖症になってしまった。そんな真里也の側にずっといてくれたのは羽琉だった。
お陰で真里也は学校に通えるようになったが、慣れない相手と話すことは苦手なままだった。
ほどなくして父が亡くなり、その数年後には祖父までもが亡くなった。そして、羽琉も消えてしまった……。
ひとりになった真里也は、失って初めて羽琉への想いに気付く。
好きの言葉じゃ足りない想いに気付いた真里也は、羽琉を探そうとするが……。
離れ離れになった、両片想いの切ないお話しです。