あらすじ
【二章】
鬼になる決意をしたカラギは、そうとは告げずに金花を伴って東国へと旅に出た。東国を出ても都には帰らずさらに西へと向かう。
「好いた相手を残してしまうのも、残されてしまうのも、つらいな」
心から愛する金花は鬼だ。人とは生きる長さが違う。それでも一緒にいたい。そう願うカラギは、鬼の王に会って自分を鬼にしてもらおうと考えていた。そう決意し再会した鬼の王のもとには、攫われ食われたとばかり思っていた親王がいた。その姿に鬼になるための一縷の望みを見るカラギだが……。
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