あらすじ
――ライトノベルを卒業した、全ての大人たちへ。
これは、あなたのための「シニアライトノベル」。
伝説は、おいしい
仙境を舞台に生きるみんなを描いた群像劇。
「もう、やってられるか!」
書類の山に埋もれ、神織(かみおり)の宮で心をすり減らす優秀な巫女・すずさ。
彼女が唯一、心を休められるのは、門前町の甘味処「まるや」の、美味しいお団子だけだった。
しかし、そんなささやかな日常は、一つの報告書から崩れ始める。
――辺境にて、『不死の巫女』が『竜のひげ』を砕く。
まるでお伽話のような事件。それをきっかけに、眠たげな巫女・くれん、最強と謳われる武官・すい、そして、全てを知るかのような謎の少女・コトワの運命が交錯し始める。
これは、それぞれの場所で生きる者たちの運命が交錯し、やがて世界の「理(ことわり)」そのものを揺るがすことになる、本格和風ファンタジー群像劇。