あらすじ
五歳のニッキーと黒猫のラウルは魔法使いで薬師のキュルイージュ・ロムとマリア夫婦に赤ん坊の時拾われた。
四歳のある時、ママであるマリアにお使いを頼まれ、パパであるキュルイージュのもとへ薬草を届けに行った。
パパが働いているのは魔法学校。
その中にある保健室へ薬草を持って行った。
そこでは忙しそうに走り回る生徒たちの姿。
ニッキーも、忙しいパパの手伝いをしたのだった。
だが帰り、ある生徒、クレストに呼び止められた。
彼は、パパは本当のパパではないのだから、パパと呼ぶのはおかしいとニッキーに言います。
なんだか悲しくなったニッキーに、ママであるマリアも又、夫が師匠と呼ばれることがうれしいと言い、自分も奥さんと呼ばれたらうれしいと話すのでした。
追い打ちをかけるように次の日、近所の叔母さんが、うれしいというなら呼んであげたらどうかと話します。
ニッキーはそれからずっとそのことで悩み続けます。
マリアが赤ちゃんを産む日が近づいてきたある日、師匠を訪ねて、アンジェリカというお婆さんがやってきました。
彼女は師匠の先生でもあった人で、彼女に、ずっと心にあったことを相談します。
彼女は、パパと呼んでも良い事を話します。
ニッキーは、パパと師匠を使い分けることを覚えました。
ニッキーは将来パパのような魔法使いになりたいと思っています。
学校に行って試験を受け、神様の前で、祝福を受けたものが魔法使いになれるのです。ニッキーは、保健室のダン先生やアンジェリカからいろんな話を聞き成長していきます。
ニッキーはクレストから嫌がらせを受け、とうとう、師匠のカバンの中に閉じ込められてしまいます。
ニッキーとラウルは、カバンの中で不思議なことを体験するのでした。