あらすじ

そこは鬼の世。 かつて、世界のほとんどが闇に飲み込まれ、鬼達は多くのものを失った。日の力をもって闇を祓いこの世を救ったのは、秩序の神と日の女神。 それから、三百年。黒曜の都。 人妖の保護が法で定められて久しいが、未だその存在は珍しい。そんな鬼の都の一角に、人妖で構成された『蜻蛉《せいれい》商会』は、あった。 表向きは、人妖世界の珍しい物を売る商会。しかしそれはあくまで仮初めの姿。 彼らが鬼の世界にやってきた本当の目的は、鬼の世界に突如現れた、三百年前に消えたはずの闇の調査にあった。 周囲を黒く塗りつぶす靄のような闇。生者が一歩足を踏み入れれば、心を失った虚ろな存在へと変えてしまう。 闇は何故急に鬼の都に現れるようになったのか。 蜻蛉商会として調査を進めるうちに、彼らは次第に大きな渦に飲み込まれていく。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2025/07/03
  • 現在の作品鬼の世界の仮初め人妖商会 事件記