あらすじ
高慢で気まぐれ、気に入らない者には容赦のない罰を与える――
国中に悪名を轟かせる、令嬢キャロル・ブラジー・レイトン。
彼女は王太子の婚約者として権力の頂点に立っていたが、
その傲慢さと苛烈さに耐えかね、執事たちは次々と辞めていく。
そして新たに配属されたのは、
物静かで飄々とした年上の執事・アルシア・ジ・セレスティア。
「どんな命令でも従いますよ、お嬢様」
そう微笑む彼は、キャロルの心に初めて“揺らぎ”を与えた。
恋を知らぬ“悪役令嬢”と、忠誠を貫く“罪深き執事”。
本当の愛を知らず、誰にも心を許せなかった令嬢が、
初めて知る優しさ、ぬくもり、そして――恋。
だがその感情は、決して許されるものではなかった。
禁断の主従関係が、
やがて誰よりも真っ直ぐな恋になる。
悪役令嬢×執事、背徳と純愛のクラシカル・ロマンス。