あらすじ
新谷朝陽は大手企業の営業で働く完璧主義者。そんな朝陽のライバルはデザイン部の津島一郎。非の打ち所のない性格も、自分には持ち得ない才能も、全てが朝陽の勘に触った。
ある日、朝陽は営業先のクライアントに厳しい言葉を言われ、会社で過呼吸になってしまう。
そこにたまたま居合わせた津島に看病されるが、朝陽は恥ずかしさのあまり礼も言わずに逃げてしまった。
津島は次の日に朝陽との交流を望み、その中で「努力をしない自分を認める練習をしよう」と提案をしてくる。
津島の家で語り合い、手を握られ、優しい言葉をかけられることで、朝陽は自分のことを赦していく。そしてどこまでも自分に優しい津島へと惹かれてしまう。だが、その中で誰からも好かれる津島を見て、「自分は津島の特別では無い」ということに気づいてしまった。
「あいつが優しいのはオレだけじゃなくて、オレは、それが何より嫌だって、思ったんだ──」