あらすじ
『肉骸都市(ニクガイトシ)』
――それは、“人間”という名の廃棄物で築かれた都市。
東京・歌舞伎町、大阪・ミナミ、そして地方都市・三重県津市。
夜の裏路地をさまよう港区女子、薬漬けの風俗嬢、歪んだ快楽を追い求める官僚や政治家たち、そして、暴力と裏切りの中で生きる任侠たち──。
すべての運命が、**一粒の合成麻薬「カストリ」**によって狂い始める。
記憶を改ざんし、人格を塗り替えるこの薬は、快楽の果てに人間性を破壊し、社会秩序さえも蝕んでいく。
国家と裏社会が密かに手を結ぶ中、崩壊する倫理、壊れていく肉体、歪められた友情と愛。
やがて、都市は人を喰い、人は人を喰らいながら、
誰も知らなかった「日本の深層」へと堕ちていく。
交差する陰謀と暴力、そして幾重にも仕掛けられた裏切り。
すべての真実が明らかになるとき、あなたの常識は崩壊する――。
※100章以上にわたるリアルかつ緻密な群像劇サスペンス。
※社会の腐敗、倒錯した欲望、人間の限界に挑む衝撃作。