あらすじ
終着駅シリーズ 第二編
──「希望のシュート」──
なでしこジャパン入りを夢見るサッカー少女・百合子。
彼女の隣には、いつも無邪気にボールを蹴っていた幼なじみの徹がいた。
校庭で、河原で、放課後のグラウンドで。
汗と笑顔を交わしながら、ふたりは少しずつ同じ夢を描いていった。
だが、ある日突然——
東北の街を襲った未曾有の大震災が、その未来を容赦なく引き裂いた。
夢を語り合ったあの日々は、もう戻らないのか。
百合子と徹がたどり着いた「希望の光」とは——。
そして、果たされなかった夢は、誰の足で再び走り出すのか。
悲しみの中に芽生える希望。
受け継がれる約束と、未来へつなぐラストパス。
サッカーにすべてを賭けたふたりの、魂の軌跡が今、動き出す。