あらすじ
――これは、「物語を書けなくなった僕」が、“物語の世界”に出会う物語。
高校生・佐藤ユウ(ペンネーム : 勇者・サトウ)は、「小説家になろう」で小説を書いている投稿者。
……だったはずだ。
気づけば筆は止まり、アイデアは尽き、作品は更新停止。
“面白いって、何だろう?”――悩みを抱えながら過ごしていたある夜、
彼のもとに一通の不思議なメッセージが届く。
> 「あなたの物語には“街”が必要です。――なろうタウンへ、ようこそ」
気づけば、サトウは“物語を書く者たち”が集う謎の街《なろうタウン》へと迷い込んでいた。
ジャンルごとに通りが分かれた街。
現実と創作が交差し、キャラたちが歩き回る世界。
作家同士が「設定」や「テーマ」をぶつけ合い、互いの“物語”を競い合う舞台。
そこは――
悩める作家のために用意された、物語と向き合うための世界だった。
「さあ、“君の物語”は、何を描くの?」
悪役令嬢系の先輩作家・如月エリ、異世界テンプレ魔王、復讐系ざまぁ作家、農業スローライフ職人――
個性的すぎる住人たちに振り回されながらも、
“自分だけの物語”を探すため、サトウは一歩を踏み出す。
これは、
物語を書けなくなった僕が、“物語と出会い直す”ためのファンタジー。