あらすじ
勇者でも賢者でもなく、深夜コンビニの代理店長が異世界に転移した。
それも、店舗ごと。
異世界の大陸では、魔王の復活を間近に控え、世界は混乱していた。
だが、転移した男・篠原 慧(しのはら けい)は剣も魔法も使えない。
使えるのは──コンビニの商品と、現代の知識と論理だけ。
「呪い」だと恐れられる病を、彼は保存食の食中毒と見抜く。
「封印」と呼ばれる遺跡の結界は、レシートの印字構造を使って解読される。
「魔法の霧」は、LEDライトと除湿剤でかき消される。
異世界の人々は彼を「聖なる賢者」と称えるが、慧は言う。
「奇跡なんてない。ただの因果関係と、適切な道具選びだ」
理詰めで問題を解決し、現代コンビニで世界を救う。
異世界を、レジとポカリとロジックで攻略する知的ファンタジー、開店!