あらすじ
山岡 晴翔(やまおか はると)は、新しいクラスでの自己紹介に頭を悩ませていた。サッカーや勉強など、得意なことを堂々と話すクラスメイトたちの中で、「運動神経が悪い」というコンプレックスを抱える晴翔は、自分の番になるといつも言葉に詰まってしまう。幼い頃の病気で体が弱かったため、スポーツは憧れこそすれ、自分が活躍できるものではないと諦めていた。
そんな晴翔には、誰にも言えない一つの特技があった。それは、ゲームセンターのUFOキャッチャーで、狙った景品を割と取れる運の良さがあると思っていたこと。しかし、それが自分の人生を大きく変える才能だとは、まだ知らなかった。
これは、運動が苦手な少年が、仲間との出会いを通じて、自分の才能を信じ、高みを目指していく。