あらすじ
ああ、日が昇ってきた。
300年生きた吸血鬼、岸根涼は、陽の光にそう嘆く。
彼は死を求めていた。だが、弱点への強い適応能力と死への恐怖によって、ヴァンパイアハンターからも自死からも逃げ続けた末、今や滅んだ存在とされてなお、現代まで生き残ってしまう。
ある日、通話越しに話している、『彼』と呼んでいる吸血鬼より、人を想い、後を追うように死んだ吸血鬼の話を聞く。涼は、自らも人間を想うことが出来れば死ぬ事が出来るのではと考え、自らが愛し、後を追う為に都合のいい人間を探す。
そして、余命1年の女性、月下 槿と出会った。
彼女は、自らの死を受け入れていたが、独り病院で過ごす退屈に飽いていた。そして、2人はそれぞれの目的、自らの死、死ぬまでの退屈を埋める為に契約を結ぶ。
そして、彼等の前に現れた、滅んだはずの吸血鬼を追い続けるヴァンパイアハンター。
死を求める吸血鬼が、人間に恋をして死ぬまでの物語。
※基本毎日18時50分に投稿します。
※誤字脱字の修正や、言い回し、文体の訂正で定期的に更新を行いますが、内容に変化はございませんのでご了承下さい。
※私が死ぬかエタった場合は、11月11日に最終話が更新されます。